ゼラニウム

ゼラニウムは
更年期のときに使いたい
エッセンシャルオイル。

学名 Pelargonium graveolens
科名 フウロソウ科
抽出部位
作用 ・鎮静
・抗菌
・抗真菌
・抗ヒスタミン
・抗炎症
・女性ホルモン調整
・神経バランス
・瘢痕(はんこん)形成
・収れん(ひきしめ)
・うっ滞除去
・防虫忌避
主な成分 ・シトロネロール
・ゲラニオール
・リナロール
・蟻酸シトロネリル
・イソメントン
・酢酸ゲラニル
・epi-10-オウデスモール

エッセンシャルオイルゼラニウム

ノート3(ミドルノート)
女子力(ホルモンバランス)5
人氣4
価格1
主成分3

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ゼラニウムと相性の良い
エッセンシャルオイル

ゼラニウムの効果効能


ゼラニウムの主な効果効能として

  • ホルモンバランスを整える。
  • 鬱々とした氣持ちを穏やかにする。
  • むくみの解消をサポート。
  • 肌の皮脂バランスを整える。

に期待が持てます。

ゼラニウムは
更年期トラブルを
お抱えの貴女におすすめしたい
エッセンシャルオイルです。

ゼラニウムのエッセンシャルオイルが
芳香浴でも有益な効果を示した
実験もあります。


われわれは,ゼラニウム精油嗅覚刺激がプレ更年期女性のQOLに与える効果を明らかにする目的で,40代女性30名を対象に実験を行った。ゼラニウム精油は携帯型簡易芳香器を用いて,2月経周期の間,毎日吸入した。介入前後にMRIを撮像し大脳皮質灰白質の量(GM-BHQ),神経線維の異方性(FA-BHQ)を分析した。質問紙はピッツバーグ睡眠調査票,STAI, POMS2, VASを用いて調査した。VASにおいては,若々しさに関する4項目,生活の充足に関する6項目を評価した。解析は,実験開始より前に介入をスタートした2例を除外し28例で行った。介入によって,若々しさが増加したと感じた女性ほどGM-BHQが増加し,アンチエイジング効果が脳構造に反映している可能性が示唆された。さらに,食事が美味しくとれるなどの生活の充足度が低いと感じている女性ほど,ゼラニウム精油の嗅覚刺激によるFA-BHQの改善効果が表れやすいことが示唆された。

出典:40代女性のQOLと脳構造に与えるゼラニウム精油嗅覚刺激の影響~J-stageアロマテラピー学雑誌~

QOL...Quality of Life(クオリティオブライフ:人生の質、生活の質)
GM-BHQ...大脳皮質灰白質の量
FA-BHQ...神経線維の異方性


精油を継続的に纏う生活が閉経移行期の女性における不定愁訴,心理状態,肌や髪の状態,内分泌系に与える影響を明らかにするため,ランダム化比較試験を行った。
不規則な月経周期を有していた40~50歳代の女性35名が3群に分かれ,精製水(対照群),1%希釈カモミール・ローマン精油(カモミール群),1%希釈ゼラニウム精油(ゼラニウム群)のいずれかを身につけて約4週間生活を行った。
介入期間前後で参加者の簡略更年期指数(SMI),不安(STAI),気分状態(POMS 2),肌状態や髪状態の実感(VAS),血中(血清)ホルモン濃度を測定し,介入期間後に医師が不定愁訴の「改善の程度」を第三者的に評価した。参加者の介入前SMIスコアに基づき,更年期不定愁訴の度合いが軽度であった28名のデータを解析に用いた。
SMIについては,介入後にすべての群でスコアが減少した。一方,ゼラニウム群のみで介入後にSTAI特性不安の有意な減少,POMS 2の「活気–活力」と「友好」スコアの有意な増加が生じた。「肌の潤い」と「髪の潤い」の実感スコアは2精油の介入により有意に増加し,ゼラニウム群でのみ「抜け毛の少なさ」スコアが有意に増加した。血中ホルモン濃度に対する精油の介入による有意な影響は観察されなかった。不定愁訴の「改善の程度」については,2精油の介入群で対照群より有意に大きかった。

出典:継続的に精油の香りを纏うライフスタイルが閉経移行期の女性に与える影響~J-stageアロマテラピー学雑誌~

不定愁訴(ふていしゅうそ)...「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態。

ゼラニウムの香り

ゼラニウムはローズに近い
女子力に寄り添う甘い香り。

ゼラニウムは別名を
ローズゼラニウムと言います。
その名の通りローズに似た芳香として
有名なエッセンシャルオイルです。

和名は
「匂い天竺葵(ニオイテンジクアオイ)」。
香水や香料の原料として
昔から栽培されていたゼラニウム。
ローズゼラニウム油やその成分は、
偽物のローズ油やローズ油の
増量剤としても用いられています。

ローズの貧乏人のバラ
(poor-man’s rose)とも呼ばれています。
ひどい言われようの
ゼラニウムですがメリットもあります。

ローズと比較すると
リーズナブルな価格です。
ローズよりも親しみやすい
お得感があると言えるでしょう。

デメリットを挙げるとすれば
ゼラニウムはクラリセージ同様に
好みがくっきり分かれるところですね。
貴女はゼラニウムの香りは
お好きですか??

ゼラニウムのアロマブレンド(トリートメント)

ゼラニウムは更年期対策系の
エッセンシャルオイルをブレンド。

ゼラニウムと相性の良いアロマブレンド
  • クラリセージ
  • ラベンダー
  • ローズオットー
  • ペパーミント
  • ネロリ
  • フランキンセンス

です。

ボディトリートメントでは

  1. ホルモン調節作用を
    期待できますので
    クラリセージラベンダー
    ローズオットー、の
    エッセンシャルオイル。
  2. むくみ対策には相性の良い
    ペパーミント、の
    エッセンシャルオイル。
  3. お肌の乾燥やエイジングケアには
    ネロリフランキンセンス
    エッセンシャルオイル。

をブレンドします。

1.ではPMSの不快さが
ラクになった氣がする
とおっしゃるお客様も。

3.はフェイシャルでトリートメントします。

ゼラニウムはこんな人におすすめ


ゼラニウムは

更年期がツラく
女子力を取り戻したい
貴女におすすめ。

女性ホルモンと関係の深い
腎に働きかけるゼラニウム。

生命力が強く
環境への適応力が高いハーブです。
ぜひそのチカラを取り入れてみましょう♪

こんな時にぜひゼラニウムを
  • 月経にまつわる不調
  • のぼせ
  • 眠りが浅いとき
  • むくみ
  • セルライト
  • イライラ
  • うつっぽいとき

にもおすすめです。

敢えて、
ゼラニウムの香りが
苦手な貴女にもおすすめ。

なんとなくラクになった氣がする
というお客様もいらっしゃいます。
ゼラニウムの香りを上手に隠すような
アロマブレンドで一度、
香ってみて欲しいです(^◇^)
(低濃度で始めてください。)

主成分に防虫忌避に期待が持てる
シトロネロールを含むゼラニウム。
アロマスプレーの虫よけ対策
としても活用できます。

ゼラニウムの感想とイメージ

ゼラニウムのイメージは
可憐な包容力。

ローズがゴージャスなら
ゼラニウムは“可憐”。
ローズがゴールドなら
ゼラニウムはシルバー、

というように

ゼラニウムは
ローズに近い
ポテンシャルを
備えています。

ミドルローズとも言うべき
ポジションでしょうか。
かわいいのに頼りになる存在です。

私、SweetMoonのセラピスト浅野も
更年期が突然襲ってきました。
主にホットフラッシュと頭痛です。
精神的にも少し乱れました。

ゼラニウムの香りは
どちらかと言えば苦手(^^;)
わらにもすがる思いで、
でも期待はせずになんとなく
ゼラニウムのエッセンシャルオイルを
嗅いでみました。

氣持ちも身体もスッと
ラクになった経験があります。
それ以降は、ゼラニウムの
芳香浴もするようになりました。

ゼラニウムの注意点

ゼラニウムは
妊娠中の使用と
皮膚刺激には注意。