サンダルウッド(白檀)
サンダルウッド(白檀)サンダルウッドは思考と行動の統一に長けたお香の香りがする貴重なエッセンシャルオイル。学名Santalum album科名ビャクダン科抽出部位心材(木の中心部)作用・利尿・鎮咳・皮膚軟化・静脈リンパうっ滞除去・優れた鎮静作用・抗菌・抗真菌・抗ウイルス・心臓強壮・尿路不全回復主な成分・α-サンタロール・β-サンタロール・ヌシフェノール・エピβ-サンタロール項目名ここに説明文を入力)★ -->ノート1(ベースノート)リラックス5人氣3価格4主成分4サンダルウッドと相性の良いエッセンシャルオイルフランキンセンスローズオットーサンダルウッドの効果効能サンダルウッドの主な効果効能として泌尿器系の感染症を鎮める。空咳やのどの痛みを鎮める。心の痛みや悲しみを切り離す。乾燥肌や老化肌をみずみずしくする。に期待が持てます。サンダルウッドは精神、肉体、心のバランスを取ることに秀でたエッセンシャルオイルです。サンダルウッドはインドの伝統的医学アーユルヴェーダにおいて心身全体を冷まして鎮める作用があるとされています。循環器・消化器・呼吸器・神経系のすべてに作用を及ぼすと考えられています。セスキテルペノイドアルコールが豊富なサンダルウッドオイルは、弛緩剤および冷却剤として伝統的な医療システムで使用されてきました。その上、サンダルウッドオイルは多くの美白を高める化粧品の成分として使用されています。ただし、上記のアプリケーションに関連する生物活性に関する利用可能な情報はありません。したがって、サンダルウッドオイルの抗チロシナーゼおよび抗コリンエステラーゼの可能性は、TLCバイオオートグラフィック法と比色法の両方によって調査されました。比色分析から得られた結果は、サンダルウッドオイルがチロシナーゼ(IC50 = 171 microg mL(-1))およびコリンエステラーゼ(IC50 = 4.8-58 microg mL(-1))の強力な阻害剤であることを示しました。アッセイ、それぞれコウジ酸とフィゾスチグミン。TLC-バイオオートグラフィックアッセイは、α-サンタロール、オイルの主成分は、チロシナーゼとコリンエステラーゼの両方の強力な阻害剤です。これらの試験管内の結果は、このエッセンシャルオイルがアルツハイマー病の治療やスキンケアに使用できる可能性が高いことを示しています。出典:サンダルウッドオイルの試験管内の抗チロシナーゼおよび抗コリンエステラーゼポテンシャルのTLC-バイオオートグラフ評価~NIH(アメリカ国立衛生研究所)~サンダルウッドもラベンダーと同様に優れた鎮静作用に期待できる万能的なエッセンシャルオイルです。また、サンダルウッドと同じ樹木系のシダーウッドアトラスにも膀胱炎などの泌尿器系トラブルを鎮める効果が認められています。フランキンセンスも同じ樹木系のエッセンシャルオイルで呼吸器系を鎮める働きがあります。サンダルウッドを始めとする樹木系のエッセンシャルオイルはスキンケアの心強い味方。女子にとっては嬉しい共通点ですね(≧◇≦)サンダルウッドの香りサンダルウッドは平安時代の貴族も好んだ神聖な香り。日本でサンダルウッド(白檀)のエピソードと言えば源氏物語です(^◇^)平安時代の日本には現代のアロマテラピーの始祖と言っても差支えないであろう「香」を楽しむという文化がありました。平安時代中期に成立した日本の長編物語、小説の源氏物語。度たび「香りの物語」としても語り継がれてきました。白檀(サンダルウッド)を含めた「香」は衣類に焚き染められるなどして貴族から愛されていたそうです。源氏物語には白檀(サンダルウッド)に限らず、アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイルの原料が数種類登場します。源氏物語のなかで“六種薫物”(むくさのたきもの)と呼ばれた香のレシピのなかにはエッセンシャルオイル白檀(サンダルウッド)薫陸(フランキンセンス)霍香(パチュリ)丁香(クローブ)甘松(スパイクナード) 安息香(ベンゾイン)生薬沈香(ジンチョウゲ)麝香(ムスク)甲香(へなたり)鬱金(ウコン)があります。サンダルウッドも練香(ねりこう)や空薫物(そらだきもの)として重宝されていました。世界の歴史のなかでのサンダルウッドはというと、宗教との関わりが深く、死者を来世に運ぶと信じられていました。その香りは神聖なものとされ、瞑想や埋葬などに使われて人の悲しみを癒やしてきました。サンダルウッドは寺院などで仏像や美術品の彫刻材に、インドのアーユルヴェーダでは薬草としても使用されます。年々入手が難しくなっているサンダルウッドはインド政府によって伐採制限・輸出規制が掛けられているほど希少価値の高いエッセンシャルオイルです。サンダルウッドのアロマブレンド(トリートメント)サンダルウッドは美容&鎮静系のアロマブレンドで。サンダルウッドと相性の良いアロマブレンドフランキンセンスベンゾインローズオットーです。ボディトリートメントでは咳が止まらない時や緊張やストレスによるのどの不調にはベンゾイン、フランキンセンス、のエッセンシャルオイル。お肌の乾燥が氣になる、年齢肌を軟らかくひきしめたいときにはローズオットーのエッセンシャルオイル。をブレンドしトリートメントします。1.では硬くなった腹部、肩甲骨、デコルテ、二の腕にアプローチします。2.ではサンダルウッドとローズをブレンドした顔ツボエステはとても人氣が高いです。ご自身を見つめ直したい時に呼吸を整え深いリラックスを与えてくれるスキンケアだからこそ人氣が高いですね。サンダルウッドはこんな人におすすめサンダルウッドはとにかく眠りたい!時間を止めて落ち着きたい貴女におすすめ。サンダルウッドのエッセンシャルオイルがリラクゼーションやアロマテラピーにも重宝されていることに貴女も驚いたのではないでしょうか?サンダルウッドは死者の葬いに使用されてきました。日本でもお葬式の祭に身に付ける数珠が白檀(サンダルウッド)ですよね。大切な人との別れには悲しみが付いて回ります。悲しみを切り離し、貴女を癒す作用はサンダルウッドの心を強く持たせてくれる働きです。サンダルウッドに心のサポートをお願いしてみましょう。逃げ場がなくなり、どうしようもない哀しみに覆われたならサンダルウッドがきっと貴女を諭(さと)してくれます。悲哀を癒やすメロディがエレジー(哀歌)ならば、悲哀を癒す香りはサンダルウッドです。ぜひサンダルウッドをご自身のご褒美に。そしてとびっきりの優しい癒しを。サンダルウッドの感想とイメージサンダルウッドは瞑想を手ほどきし不安を浄化してくれるインドの高僧。インドの寺院に迷い込んだらサンダルウッドの香りが漂っているに違いないというイメージそのままです(笑)普段、何氣に生きていると目の前のことに埋没ししばらく忘れていたであろう歴史の香り。本当は自分のなかにある優しい氣持ちを思い出すきっかけにしたい香りがサンダルウッドです。“栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し。”※栴檀...サンダルウッド大成するひとは幼い頃から優れているという意味のことわざです。香ると無条件に尊びたくなるようなイメージですね。サンダルウッドの注意点白檀油はアレルゲン陽性率が高いので注意。サンダルウッドは女性ホルモンに似た作用を持つ成分も多いため、妊娠、授乳中は使用できません。反対に、月経トラブルの時のむくみや腹部の張りなどには役立つエッセンシャルオイルです。参考文献 ビャクダン~wikipedia~ 香~wikipedia~ サンダルウッドオイルの試験管内の抗チロシナーゼおよび抗コリンエステラーゼポテンシャルのTLC-バイオオートグラフ評価~NIH(アメリカ国立衛生研究所)~Misra BB, Dey S. TLC-bioautographic evaluation of in vitro anti-tyrosinase and anti-cholinesterase potentials of sandalwood oil. Nat Prod Commun. 2013 Feb;8(2):253-6. PMID: 23513742.
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